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人生いろいろ
2011年 01月 16日
ヘルパー2級習得中。
今月は実習月間。
昨日・おとといとで1箇所クリアしました。
その感想などを。。。
なんとなく(かな~り)長くなりそうな予感。
なので・・・




一昨年の夏に今の職場に転職した。
とある小規模デイサービス。
一日10名の定員で、民間の一戸建て住宅を借りて営業している。
会社としては小さいけど、同じようなデイを7箇所(そのうち1箇所は休止中)運営している。
働き始めて今月で一年と6ヶ月目。
もともと事務職で入って、色々と受け持つ仕事も変遷したけど
基本的には事務方の仕事。
最近では、国保連への介護保険請求のまとめなんかもやっている。

今の職場の前は、その介護保険請求を代行している会社で
3年ほど働いていた。
北は佐渡島から、南は沖縄・八重山から、
それぞれの事業所から送られてくるサービス提供表を元に
介護保険の利用料を代行して国保連に請求する。
介護業界の人手不足・低賃金から
小さな事業所では事務担当の社員やパートを雇えず
請求時期は毎月1~10日と決められているため
その期間の職員の手間を代行する、という仕事だった。

もっと遡れば、7~8年前、
うちのお父さんがホームヘルパー2級を取得したところから
介護の仕事が身近になった。
「ヘルパーって、やっぱり女の人の仕事だよ。
 これから絶対必要になるし、あなたも取ったら?」
とお父さんに言われたのだけど、
もともと(今でも)家事が大嫌いな私。
人様の家の家事までやれないよ~、とその時は聞き流したのだった。
(そのお父さん、ヘルパーの仕事は今もやっていませんが。^^;)

その頃私は、キーパンチャーを在宅でやっていた。
キーパンチャーそのものはかれこれ四半世紀続けていた。
会社こそその時々の生活に合わせて移ったけど、
やっぱりその仕事を好きだったんだと思う。
でも、私がキーパンチャーになり始めた頃は
これほどOA化も進んでおらず、仕事はたくさんあったし
お給料もそこそこいい業界だったけど
4~5年前、いや、本当はそれよりもっと前から
需要が減り、かなり頭打ちになっていた。

そんな時、介護保険請求事務という講座をみつけ
これならできるかも、と勉強したのが介護業界で仕事を始めるきっかけだった。
その講座を終えてすぐに、上記の代行会社をネットでみつけ
働き始めることになった。
これって、けっこうラッキーだったみたい。
請求事務だけで採ってくれる会社なんて、この業界ではほとんどないから。

で、3年やってたんだけど、1~10日の間は休みなし、残業あり。
その代わりそれ以外の時はほとんどやることがなく、
週3日、めったにかかってこない電話番。
お気楽って言えばお気楽だけど、そう若くも無い身では
10日間ぶっ通しって言うのがだんだんしんどくなってきた。
他にも思うところあって退社することにした。
その直後、今の会社の事務員募集の折込記事を発見。
・・・やっぱり私って仕事には恵まれてるのかも。
て言うか、「とにかくやすまずはたらけっ!」といわれている様な気もする。^^;;

今の会社に入ってからも、現場のスタッフになるつもりはないんだな。
(ヘルパー2級取ってる今もないんだけど)
自分がやってる仕事(事務とか雑用とか広報関係とか)が気に入ってるので。
ただ、認知症の方や、帰宅願望の強い方などのお相手をしたり
少しだけど現場のスタッフのお手伝いをすることもある。
ある時、利用者さんの便失禁の処理をスタッフが二人がかりでやっていた。
その方が身体を硬直させて動いてくれず、二人でも無理で
たまたまそばにいた私もお手伝いをした。
それまでにもやっぱり少しだけでも知識は持っていた方がいいのかなと
思うようになっていたのだけど、この時ますますその思いを強くした。
それで通信教育でヘルパー2級を取ろうと思い立ったのだ。

10月から始めて、11~12月とスクーリングがあり、
今月、実習をすべて終えると、2月の始めに修了書(認定書)が送られてくる(予定)。

昨日・一昨日と、最初の介護実習に行って来た。

比較的介護度の軽い方の暮らしている施設。
実習生の私ができることと言ったら、掃除と簡単な盛り付けとお話し相手くらい。
それでもまごまごして、施設の職員の方には返って手間を取らせたのではないかと反省中。

1日の流れはそれほどデイと変わらないのかと思っていたけど
食事は3度あるし、お昼にはお出かけになる方もいたり、で
やっぱり違っていた。今思えば当然なんだけど。
私の職場のデイは、日曜と年末年始は休みだけど
この施設は、入居している高齢者にとって文字通り「生活の場=住居」なので
1年365日、24時間体制で職員の方は働いている。
時間がとてもゆったりと穏やかに流れているように感じた。

フロアが広いので、掃除も時間がかかる。
家具や家電の一つ一つの取っ手を漂白剤を使って拭いていったり
居室のトイレを清掃するときには、汚れをチェックして排便を確かめたり
一つ一つの作業が、当然のことながら入居している方のためのものだ。
そう言えばこれも当然ながら、朝の申し送りも細やかだった。

入浴も見学させていただいた。
若い職員が自分のおばあちゃんの年代の方に、優しく愛情ある態度で介助をしている姿に
日本の若い子も捨てたもんじゃないよな、なんてちょっと大げさだけど感動したり。。
私と同年代(おそらく)の職員は、一つ一つの動作のたびに
声かけしたり、気遣っているのを見て、やっぱり愛情を感じたり。。
仕事とは言え、毎日のことだから続けるのはやはり大変だと思う。
介護する側の体調や気持ちも日々変わるんだし。
プロだなぁと感心させられることしきり。

そして、入居者であるおばあちゃま達のかわいらしさときたら。。。。
同じことを何度もおっしゃったり、すぐに忘れてしまったり、というのは
デイにもいらっしゃるので、慣れているし私には抵抗は無い。
職員の一つ一つの行動に
「もったいない、もったいない。
 ありがたい、ありがたい。」ってず~っとおっしゃる方がいらした。
その方の入浴も見学させていただいたんだけど、その時も
「こんな時間(朝)からぶぶちゃん(お風呂)に入れてもらえて
 身体も洗ってもらって、もったいない、もったいない。
 本当にありがたい、ありがたい。」って。
「あの時は寒かった。『おかあさん、どこ行ったの?』って。
 あのときの事は忘れない、忘れない。
 今は本当に幸せだ。私は幸せだ。
 ありがたい、ありがたい。」って。

その方のそれまでの人生がどんなものだったのか、
私には想像することさえできないけど、
『今』のご自分を「しあわせ」って思っていただけているのは
職員の日ごろの仕事ぶりのおかけなのだろう。
通信教育のテキストの中で繰り返し
「高齢者(利用者)の尊厳を守る」・「否定をしない」とあったのは
こういうことなんだな、と私なりに実感。

他にも赤坂生まれで、片岡知恵蔵のお隣に住んでたという
粋なおばあちゃまや
「あんた、もういいから、お茶持ってきてここに座って飲みなさい。」とか
「あんた、遅くなるからもう帰っていいよ。」
とか、ずっと私に気を使ってくれてたおばあちゃま。
私の生まれ年や身長を聞いて、手相を見てくれて
「あんた、りっぱな人だわ。」と
ポンと手をたたいてくれたおばあちゃま。
(占い?の中身は教えてくれなかったから、正直気になるんですけど。^^;)
私の作った紙風船でたくさんラリーをしたり
私が中学生のとき先生に教えてもらった終わりの無い歌を歌ったら
目をまんまるにして、笑って喜んで聞いたくれたおばあちゃま。
「みんなで歌うと、楽しい。」と言ってくれた。

たった2日間だったし、きっと今日はもう私のことを忘れている方もいるだろうけど、
私にとっては忘れられない楽しい時間だった。

実習が終わった後、施設長とお話させていただいた。
「介護の職員は全員、パートです。」と。
「社員は幹部候補。でも、もう何年もボーナスは出ていません。」とも。
やっぱり、厳しいんだな。介護業界。
一生懸命働いているのに、それに見合う収入にならないなんて。
これからますます必要な業界なのに、どうにかならないもんだろうか。
民主でも自民でもどこでもいい。
本当に国民のための『政治』をやってくれる政治家は、望めないんだろうか。
つぶれるぜ、日本。

私がデイに勤めているということで、同じ建物にあるデイを見学させていただいた。
夕方6時近くだったので、利用者さんたちはいなかったけど
職員が残ってなにやらミーティング中。
みなさん、気持ちの良い笑顔で迎えてくださった。
30人定員ということだけど、フロアは広くてゆったりしていて
「ここに来たら、他のデイにはいけないとよく言われます。」とのこと。

スタッフが明るいって、いいよね。
一日のうちの長い時間を過ごす場所だから、やっぱり楽しくないとね。
スタッフが気持ちよく働けてこそ、利用者さんにも気持ちよく接することができるんだよな。
人の気持ちって伝染するよ。
明るく話しかけられれば、やっぱり気分がいいもの。
結局、人対人。
人に対する(接する)人が、暗い気持ちや不満を持ってたら
色んな意味でいい結果なんて期待できないって。


この後、デイサービスの見学と、同行訪問がある。
ちょっとどきどき。
でも、せっかくだから楽しんでこよう。

(もしもこの長文を読んでくださったのなら、
 本当にありがとうございました。 m(_ _)m )
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by hicyamama | 2011-01-16 13:18 | ひとり言
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