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ブリーダー崩壊(青森)に思う
2007年 01月 29日
むぎゅずママのところで紹介されています。

元の情報源はMIDOブログです。
八戸のブリーダーが飼いきれなくなったわんこを手放しました。
青森動物愛護センターが動いています。

詳細は↑のMIDOブログをご参照ください。
先週末の1/27・28日に無料譲渡会があり
その様子もUPされています。
今度の週末 2/3・4日にも譲渡会があります。
27・28日は200人ほどの参加者があり、
お家を見つけられたわんこたちがたくさんいたようです。
他のわんこも暖かいお家が見つかりますように。。。


そんな中、LIVING WITH DOGに気になる記事が。
「崖っぷち犬」里親決定現場で

TVで報道され、話題になった「崖っぷち犬」。
名前がりんりんとなり、28日に譲渡会があり
無事飼い主が決まったそうです。
全国から109名の里親希望を名乗る人が出て
実際に譲渡会に来たのは11人。
地元の子供たちが、その譲渡会に
自分達が保護したわんこ(仔犬)を連れて
里親を探そうと待機していたそうです。
でも、りんりんの里親以外の10人のうち、
他のわんこの里親になろうとした(なった)人は
1人だったそうです。

中国では北京オリンピックを前に
狂犬病根絶のために
飼い犬、野良犬の区別なく撲殺しているそうです。
懇願する飼い主の前で撲殺されるわんこ達。
狂犬病の潜伏期間は長い場合もある、
ワクチン接種が浸透していない、
など色々な事情があるようですが
やはり他の手立てはないのだろうか、と
思わずにいられません。

でも、日本でも狂犬病のワクチン接種は
100%ではない。
TVで話題になったわんこには里親希望が殺到するけど
施設で処分されるわんこの元へ訪れる人は
ほんの一握り。
それどころか自分の飼っているわんこを
連れて行く人までいる。
(えらそうに言えません。
 我が家でもそんな話の持ち上がった時期もありました。
 勿論今後そんな事態になることはないと断言します。)


以前ひろしまDPのことを追いかけていたとき、
ある掲示板で

「たかが犬のことで大騒ぎする愛犬家。
 爆弾やテロで犠牲になっている人間が大勢いても
 他所の国のことだからか、見向きもしない。
 おかしくないか。」

といった趣旨の書き込みを読んだことがありました。
確かに間違っていないと思います。
そういう見方もあって然るべきかと。

でも、
『生きたい!』そう思っているのに
自分の力ではどうにもならない状況に置かれている命、
と言う意味において、ヒトもイヌもなんら変わらないと思います。
自分の住んでいる国で起こっているそういう状況を
見ようともしない、
声を上げようともしない、というのでは
他所の国の人々の状況を考えるべくもないのではないか。
自分の国の不幸なわんこ達を救うことが
他所の国の人々を救うことには繋がらないだろう。
でも、小さな命に目を耳を向けることで
他の命に対しても、心を向けられるのではないか。

そんなことを考えてしまいました。

世の中から、争いや不幸を消し去ることは
きっと不可能だと思います。
それでも全ては無理でも、少しでも・・・
そう思うことが大切なのだと思います。

ブリーダー崩壊(青森)に思う_b0058213_10512059.jpg

by hicyamama | 2007-01-29 10:51 | ペットって…
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