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本の話~’07上半期
2007年 06月 14日
今日はまた本の話
それほど読めずにいるのだけれど
せめて何を読んだのか忘れないように
記録しておきます ^^





かなり長文になります
お時間と興味のある方、よろしくお付き合いのほどを ^^
読んだ順番と記述の順番は合っていません
思い出しながらなので。。。 ^^;;

八月の路上に捨てる           伊藤 たかみ
  図書館で予約した1冊 読んだのは去年ですが前回書き損ねたので。。
  やっぱりなかなか回ってきませんでした さすが芥川賞受賞作ですね
  やるせない物語なのですが、文章が軽く淡々と進んでいきます

ニシノユキヒコの恋と冒険
光ってみえるもの、あれは  
      川上 弘美
  川上弘美さんも好きな作家の一人
  ニシノユキヒコさんのラストは私としてはちょっとびっくりでした
  なんとなく有吉佐和子さんの「悪女について」を思い出しましたが
  ニシノさんの方がイメージしやすかったかな
  ニシノさんに会ってみたいけど、実際にこういう人がいても
  私は相手にされないんだろうなぁ
 
  「光ってみえるもの…」は高校生が主役
  世間一般からはちょっと変わった親子関係が描かれています
  思えば今年は、中・高校生が主人公の本と縁があるようなのですが
  これがきっかけだったのかも
  自分の高校時代と比べると、今の高校生って自由だなと思う
  それを羨ましいと思う反面、悩み事の中身が私たちよりフクザツなような
  でも同じなような、、大変だなぁとも思います

トリツカレ男                 いしい しんじ
  いしいしんじさんは、以前偶然手に取った
  「ぶらんこ乗り」に軽い衝撃を受け、気になっていた作家です
  「麦ふみクーツェ」も気になっているのですが
  その時は長編を読む気分ではなく、こちらにしました
  とても優しいラブストーリーでした

図書室の海                 恩田 陸
  「六番目の小夜子」を教育TVのドラマで見て、知った作家
  「不安な童話」を以前読みました
  悪くはなかったかなぁ、、、というくらいの感想
  「夜のピクニック」は勧める人も多いので気になっています
  この「図書室の海」は短編集
  「イサオ・オサリヴァンを捜して」という話の先を読んでみたいです

家守綺譚                  梨木 香歩
  梨木さんの「からくりからくさ」、「りかさん」が好きです
  日本の古典の中の「雨月物語」など割と好きなので
  この「家守」は近代の中にまだ古きよき時代の香りも
  残している日本の感じがたまらなく好きです
  日本語、日本ってやっぱりいいなぁと思うのです

14歳からの哲学             池田 晶子
  はっきり言って難しい
  14歳を対象にしているので、文章は平易にかかれているのですが
  文章の裏で何を言おうとしているのか、と考えたり
  また考えることを促されているのですが、どこをどう考えればいいのだろうと考えたり…
  それでも人生について、深く考えることの必要さを示唆されたと思います
  「41歳からの哲学」もあるので、読んでみたいと思います
  中学生達の方が、あるいは私なんかより深くこの本の意味を
  理解できるのかもしれません
  ちなみに現役中学生である”A”に勧めてみましたが、首を横に振ってました ^^;;
  それにしても急逝が惜しまれます

つきのふね
風に舞い上がるビニールシート 
        森 絵都
  「つきのふね」は本屋さんで『呼ばれた』1冊
  こちらは中学生が主人公
  分かりやすい文体で引き込まれました
  なんとなく先が読めるのに読んでしまった ^^

  「風に舞い上がる…」は直木賞受賞作とあって
  去年の12月に図書館で予約したのに、回ってきたのは今年6月
  こちらは短編集で、最初の1話を読んだ時は正直言うと
  『こんなに分かりやすい文体と話で直木賞取るのか』
  などと、生意気なことを思ったのですが
  犬の里親探しボランティアをするため、水商売のバイトを始める
  主婦の話あたりで涙腺を刺激され
  その他の短編にもう~んとうなり
  そして表題の「風に舞い上がる…」では完全にヤラれました
  ラストでは涙が出たことにも気づかず、自分でもびっくり
  とにかくいい本を読んだ!と思いました


ひとがた流し 
               北村 薫
  大好きな北村さんの作品
  これも図書館で予約、なかなか回ってきませんでした
  なのですが。。。
  う~ん、なんだろう
  私の好きな北村さんワールドなんですよ、確かに
  お話もいいし、登場人物も誰が脇役?と思うほどしっかり描かれてる
  なのに、なんだかこう胸にストンと落ちてこない
  どこがどうという訳じゃないのに、なんだかもやもやが残りました

ヒトのオスは飼わないの?         米原 万里
  むぎゅずままがお勧めしていた1冊
  さっそくこちらも図書館で予約
  むぎゅずままは文庫を読んだようだけど、私は単行本の方を借りました
  むぎゅずままも言っているように、これを読んだらネコさんもいいかも♪
  と思っちゃいました
  野良のネコやイヌのエピソードがあり、思わず鼻水が…、なんてことも ^^;;
  ただ、他の方の感想にもあったのですが、
  盲導犬の記述にちょっと???と言う部分があります
  そのあたり、米原さんは正しい情報を得られてたかな?
  「終生ヒトのオスは飼わず」という続編が出ているようなので、
  読んでみたいです
  米原さんも昨年亡くなられています とても残念です

黄色い目の魚               佐藤 多佳子
  主人公は小学生から高校生へと成長していきます
  とにかく私の中で、今年上半期読んだ本のベスト・ワン!
  お父さんが先に読み
  『これ、いいよ すごく青臭いんだけど、いい』と言ってました
  もうね!今でも場面を思い出すと、なんだか涙が出てきます
  こんな青春時代を過ごしたかったなぁって
  しばらく私の中に主人公の彼らが住みついていました
  そして不思議なことに主人公の一人、みのりの顔が思い浮かばない!
  物語の場面を思い描く時、ちゃんとそこにいるのに
  雰囲気や佇まいは描けるのに、『顔』が浮かばないんですよ
  それなのに彼女の気配は確実に感じる
  そういう経験は初めてでした
  これは前述の「風に舞い上がる」の後で読み
  2冊続けて素晴らしい本に出合えて、とっても幸せでした
  本屋大賞受賞作「一瞬の風になれ」や
  映画の原作本「しゃべれども、しゃべれども」など、佐藤さんの著作、
  かなり気になっています


今回もそれぞれAmzonのサイトにリンクを貼ろうとしたのですが、
いくつかページが見つかりませんと言うメッセージが出たので
統一するため、全部にリンクを貼りませんでした

またまたこんな長文にも関わらず
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました   
   
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by hicyamama | 2007-06-14 14:21 | 本・映画・etc
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