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保護者なのである
2007年 10月 27日
今更ではあるけれど、私は小5と中3の二人の息子の母親だ。
いわゆる『保護者』というヤツ。
長男が保育園に0歳で入ってから
かれこれ15年近く、『保護者』をやっている訳である。

マロンママさんの記事に触発されました。
もともと思ってたことでもあるので、書いてみます。


24日に大々的に取り上げられていた
43年ぶり全国テストの結果発表。
25日の朝刊新聞にも載っていた。
たまたまこの25日に、”A”の学年委員と主任教師との定例会があった。
私は当日の新聞を全部読んでなかったのだけど、
先生からこの話が出た。






東京都は、だいたい全国平均と同じくらいで、
息子の中学校は都内でもわりといいとこ(順位)にあったらしい。
それに学年内の格差(得点の高低差)が少なかったということだった。
まあ、自分の子供の普段の点数を考えると
他の子の出来がいいんだなぁ、と心の中で苦笑していたのだけれど。。。 ^^;

その後、家に帰ってから朝刊を読んだ。
順位が低かった県の関係者は相当なショックだったらしい。
まあ、その気持ちは勿論わかるのだけどね。


私は小学校で「読み聞かせサークル」に入っていて
朝自習の時間に、月に何度か読み聞かせに行っている。
8:30~8:45の間に、絵本を何冊かもって行き
子供たちに読み聞かせをする。

この朝の15分が9月の後半から10分に減った。
もともと今年度初めから、校長先生からそれとなく言われてはいたのだ。
「子供たちが自分で読んだり、担任に読み聞かせをさせたい。
 出来れば、放課後や別の時間に読み聞かせをしてもらえれば。。。」と。

そして文部科学省が、「ゆとり教育の見直し」を口にし始めた。
と思ってたら、時間の短縮になったのだ。

でもね、と思う。

本当にゆとりが必要なのは、学校の先生だよ。

特に小学校の先生は、本当に忙しそうだ。

「子供たちと放課後や休み時間に遊べない。」
「その時間にやらなければいけないこと(直接子供たちに関わること以外のこと)が多い。」
「子供たちの様子が見えない。=子供たち同士の関係性も見えて来ない。
 =問題点の発見が遅れる。」

そんな嘆きを上の方々は知っているのだろうか。

安易に方向性を変えるたびに、
先生たちは「研修だ」なんだと大変な思いをしているのに。
(ただでさえ『モンスターペアレント』なんて怪物が出現してるのに。
 先生たちは正義のヒーローじゃないんだよ!)
そしてそんなゆとりのない先生に、しっかりと見守ってもらえないのは
肝心の子供たちなのに。

学力向上、大いに結構なことだと思う。

でも、一度決めたことを短い時間の中でころころと変えないで欲しい。
子供のためと言いながら、結局は子供にしわ寄せが来ているのだから。
「ゆとり教育は失敗だ」と結論をつけられるだけの時間はまだ過ぎていない。
だって、ゆとり教育の始まった頃の子供たちは
まだ子供たちのままだよ?
何を持って「失敗」と言うのだろう。
「ゆとり教育」を成功させる方法を考える気にはならないんだろうか。
こんなにいい例があるじゃないか。

いつから日本と言う国はこんなにせっかちになったんだろう。

学力を上げて、いい学校に行って、
エリートコースを歩んだはずの人たちの
後から後から湧いて出てくる情けないニュースを聞けば聞くほど
この国の教育方針や方向を考えている人たちの
アタマの中を覗きたくなるよ、まったく。
一回アタマの中を引っ掻き回してあげるから
何もかも無くして、考え直してくれないかな。
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by hicyamama | 2007-10-27 01:15 | ひとり言
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